英検の試験では準一級も一級も語彙の問題は25問です。
ちなみに、こんな難しい単語はネイティブも普段使わないのでは?と言う人がいますが、間違いです。
準一級の英単語は英語圏で日常的に使われるものですし、一級の英単語が分からなければ英字新聞は読めないし、CNNのアナウンサーが何を言っているか分からないでしょう。
日本語で例えると、我々も年に一度使うか使わないかの漢字であっても読めますし、極端な話、過去に一度だけ見たことがあるぐらいの漢字でも、思い出すことは可能です。
ネイティブも大人ならそのような英単語も扱います。
社会人として大人のネイティブと話したり、メッセージの交換をすことを想定するならば、これらを覚えておくことが実際必要です。
さて、とはいって日本人として、これらの難しい英単語を頭にいれるのは途方もない努力が必要になります。ですが残念ながら避けて通れません。
ひたすら暗記するしかないです。 私が実際に英単語を覚えたときの手順は以下です。
英検準一級の時:
覚える範囲:英検準一級の市販単語帳(パスタンやアプリなど)、プラス過去問を解いてて分からなかった単語、余裕あれば英検一級の最初のほうの単語
① 1日20~50単語を覚える。完璧に覚えようとはしない。何周もする前提。
② 盆、暮れ、正月、旅行など、一人になれないとき以外は毎日英単語学習。スマホの単語帳アプリなどで隙間時間を使って。
③ まず、大学受験等で既に覚えて忘れていただけの単語を思い出す。
④ カタカナ語で既に知っていないか確認する。
⑤ 趣味や仕事で知っている英語由来の言葉にないか。
⑥ 既に知っている単語の派生品詞になってないか。
⑦ 既にしっている単語と語源で繋がっていないか。
英検一級のとき:
覚える範囲:英検準一級の市販単語帳(パスタンやアプリなど)、プラス過去問を解いてて分からなかった単語、SVL12000のレベル10〜12 英検準一級と同じ①~⑦に加えて、
⑧ 語呂合わせができないか。
⑨ どうやっても関連付けられない単語(仏語由来とか)はここでとうとう理屈抜きの丸暗記。
⑩ ⑧⑨からの派生、共通語源などを駆使して覚える。 これで出題される8割の単語が分かるようになればいいのです。 単語のセクションは4択なので、8割わかれば4問中3問が分かることになり、最悪、消去法で答えが分かるはずですね。
おすすめ単語アプリ

結果として、わざわざ間違った発音を覚えてしまっていると言っても良いでしょう。



この時から4年間英検一級を取得するまでこの日課を、1年中、正月とお盆とGW以外続けました。まるで受験生のよう。今考えるとすごい!
コメント