英語を勉強はじめたときに、このような話しをよく聞いたものです。
「リスニングをずっと続けていると、ある日突然英語が話せるようになる。」と....
たしか、複数の英語教材の謳い文句にもあり、友人もそうらしいと言っていました。
それを信じて数年、通勤時にずっと英会話のテープでリスニングをしていたところ、
おかげで何とか外人さんが言っていることが少しづつ分かるようになってきました。
ところが、分からない単語があると途端に意味がとれなくなるので、
今度は、そうだ!やはり「単語が重要なんだ」と考えました。
それで、当時出ていたduo2.0を購入して、車の中で毎日聞いて覚えていると、また数年の歳月が流れました。
ところが一向に英語が話せるようになりません。
「きっと文法が分からないからはなせないんだ」と私は思い、購入したのは「使える英語構文」という教材でした。
それでも、なお英語が流ちょうにならないと感じ、やっぱり「もっとリスニングが必要」となって、以下無限ループの状態が続きました。
この無限ループの結果数年後、私は英語が読めて書けて、言っていることは分かるのだけれど、簡単なことも話せないという人になっていました。
今、思い起こすと私が英語のスピーキング力をつけることに寄与したのは、外人顧客が訪問してきて数日対応した時、出張で海外に数か月滞在した時、数年間海外駐在したときです。
そして、英検一級に挑戦した時、スピーキングの質が少し向上しました。
結局、話す訓練なしにはスピーキングは上達しないということです。
当然、リスニングだけで、突然話せるようにはなりません。
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